駒澤大学で瞑想研究始まる!

曹洞禅宗の大学が

国の助成金を受けて

瞑想が心身に与える効果を

研究実証していく活動を始めました。

 

毎月1回数年間かけて

一般人対象の座禅会を開催し

瞑想中の脳波などデータを

蓄積していくそうです。

 

この指導に当たるのが

私も時折参禅に伺う

鎌倉・一法庵住職の山下先生です。

過日第一回の開催に参加してきましたが

100名近くの老若男女が参禅し

関心の高さを目の当たりにしました。

 

時代は変わったと実感しました。

10年前には、国がお金を補助し

瞑想研究など考えられませんでした。

 

実は私が瞑想やヨガの指導を

頂いている鴨川市・日蓮宗釈迦寺住職の

影山先生は既に20年以上前から

瞑想における脳波や身体の研究を

個人でなさり、論文も書いておられます。

月刊誌『大法輪』最新号には

仏教とマインドフルネスについて

寄稿されているので、お読みください。

 

ともかく、

公にその実証研究が求められる時代に

なったということですね。

 

無理もないことです。

年間3万人近くの自殺者、

毎日のように流れる電車の人身事故、

誰もが大なり小なり病んでいる時代です。

その解決に、

ヨガや仏教の中で連綿と

行われてきた心身のコントロール法

瞑想が求められているのは

時代の必然でしょう。

 

駒澤大学での座禅会は

国の補助があるので

参加費は無料です。

会場も、渋谷から田園都市線(半蔵門線)で

三つ目の駒澤大学駅徒歩10分ですから、

非常に参加しやすいと思います。

 

120名座れる座禅堂なので

予約も不要です。

今後の開催日、

4月22日(土),5月27日(土),6月17日(土)

 (7月以降は,決まり次第、一法庵HPにて告知するそうです)

 

場所:駒澤大学 禅研究館4階 

14:15 受け付け開始
14:30 読経 法話
15:30 ウォーキング・メディテーション(大学~駒沢公園)
16:00 プラーナーヤーマ(呼吸法:板橋理江先生)
16:20 只管打坐3.0
17:20 質疑応答
17:40 解散

 

どなたでも

無理なく参加できる内容です。

宗派云々でもなく、

心身を調える基本を

一度、体験なさってみて下さい。