スワミ・ヴィヴェーカナンダ聖誕祭

神奈川県逗子市にある

ラーマクリシュナミッション日本支部の聖誕祭に

参列しました。

ヴィヴェーカナンダ師は

近代インドの聖者であり、

日本に来日後は岡倉天心とも

深い交流を続けた

世界的霊性のリーダーです。

 

「真理は一つ、聖者はそれをさまざまな名前で呼ぶ」

これがミッションの基本理念です。

 

午前の部が法要、午後はマハラジ(住職さん)の法話でした。

 

奉仕をテーマにしたお話。

ヴィヴェーカナンダの言葉です。

「他者のために生きる者だけが、

 本当に生きている。

 その他の者は、生きながらにして

 死んでいるのだ。」

 

奉仕を行う際に一番気をつけること。

自分は神様の道具であるという自覚。

エゴで奉仕を行わないこと。エゴは奢りや自惚れを

生み、嫉妬や嫌悪を引き起こすから。

 

マハラジの法話は時にユーモアを交えながら

日常で実践できる教えを説いて下さいます。

 

その夜はお寺に宿泊させていただき、

マハラジと二人で日本の宗教危機について

語り合いました。

年間3万人もの自殺者の現実や

心の救済場をもたない多くの日本人に

マハラジは深く心を痛めており、

どのようにしたら日本の宗教界が

人々の救済に向けて実働できるのか、

常に考えておられます。

 

悲しいことに、こんな当たり前の事を

真剣に語り合えるお坊さんは案外少なくて、

先ずはお坊さんの霊性の向上が第一番目と

お伝えした次第でした。

 

 

 

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コメント: 2
  • #1

    にった (水曜日, 22 2月 2017 19:48)

    いらしていたのですか?
    私は、昨年12月から体調を崩し、3ヶ月ぶりにこの日、協会に行きました。
    昼のプラサードをいただき帰ってしまったので、法拳さんがいらしていることに
    気がつきませんでした。
    午後のマハーラージの講話、よかったみたいですね。
    ライブ映像を見てみます。

  • #2

    庵主 (水曜日, 22 2月 2017 20:28)

    にったさん、
    体調はその後いかがですか?
    3ヶ月ぶりだったのですね
    私は午後から伺ったので、入れ違いでしたね
    お会いできず残念でした
    来月は伺えないのですが、またお会いしましょう!合掌