長野県と東京都にて法話

全国の日蓮宗寺院では

10月、11月と

大切な法要が開催されます。

10月13日が御命日の

日蓮聖人様・お会式(えしき)法要です。

今年は735遠忌。

出仕のお手伝いの関係もあり、

月や日程をずらして

各寺院にて報恩法要が執り行われます。

 

過日は、20代の頃

半年間、寝食を共にした

修行仲間が住職を務める

長野県安曇野市のお会式法要に

声をかけて頂き、法話をして参りました。

 

10年前にも法話をさせて頂き、

前回同様、今回も仏教の養生法と題して

長寿日本一の長野県民の方々へ

食養生の智慧をお伝えしました。

一泊させて頂き、住職とも

久々に歓談し親交を深めました。

 

翌朝は、特急にて東京都の寺院へ移動。

20代の終わり頃、2年間

住み込みで学ばせて頂いた恩師の

お寺のお会式法要へ出向しました。

 

住職はじめご家族・檀家さんに

大変お世話になり、学ばせて頂いたお寺です。

今年は、法話を依頼され

少しでもご恩返しが出来ればと

お題目と瞑想について、

日常でも実践できる行いを

お伝え致しました。

 

HPの告知を見て

駆けつけて下さった

旧知の方々との嬉しい再会や、

懐かしい檀家さんとの交流もあり、

人のご縁に感謝ばかりのお会式法要でした。

 

誰しも自助努力は欠かせませんが、

己の力だけで物事を

成し遂げることは出来ません。

 

人様の助けや協力、

寄せてくれる想いと

そして、神仏やご先祖様の

力添えがあってこそ

成り立っていることを

つくづくと感じます。

 

調和を常に意識していますが

知識や言葉づらでなく、

どんな時も体現できると

きっと安らかなのだろうと思います。

ご本尊は、調和の世界を体現しております。