NPO法人・腎臓透析回避を目指す腎生会主催、
第4回全国大会にて瞑想の講演と実演を
茨城県取手市にて行いました。
世界で初めて腎臓治療に瞑想を取り入れ、
効果を挙げている椎貝クリニック院長先生からの
依頼で二回目の講演です。
腎疾患に取り組んでおられる
4名のお医者さんによるパネルディスカッションの後、
美しい音色のファゴットとピアノの演奏も入り
内容の充実した素晴らしい講演会となりました。
医療の最前線で治療に
取り組んでおられる先生方のお話は、
とても刺激になりましたし、
患者さん本位の治療方針には
本当に頭が下がります。
生老病死の現場にいる方々のお話は
単なる思想ではないので、
説得力があります。
講演前に控え室で
先生方とお話をさせていただく中で
比叡山や白隠禅師、タイ瞑想や
接心といった話題が出てきたのも
新鮮な印象を受けました。
講演されたお医者さんの中には
瞑想を実践されておられる方もおり、
祈りがもたらす効果についても
高い見識を述べられ、
私も良い学びと刺激を頂きました。
私の講演では瞑想のガイドラインや
ココロの在り様を説明後、
会場の皆さんと一緒に瞑想を実践しました。
皆さん治療の一環として
日常で瞑想にとり組んでいるだけに、
質疑応答でも沢山の手が挙がりました。
積極的に治療に取り組む
皆さんの姿勢に本来の医療を見る思いがしました。
全般的には好評だったようで
それが何よりでした。
ずっと以前から
医療に仏教の叡智を活かす
活動をしたいと願っており、
仏教の行法の他にも
ヨガや瞑想、アーユルベーダを
かじり学んできたので、
ようやく現場のスタートラインに
立てた事が心底嬉しかったです。
「G線上のアリア」の演奏を
瞳を閉じて聴きながら、
長い下積みと冬の時代を支えて下さった
ご縁のある故人の顔をお一人お一人
思い浮かべておりました。
又、このような立場で
叡智をお伝えできるのも
ひとえに、今まで教えを請い受けた
幾人もの諸先生方のお陰ですし、
そのご恩をこれからは
広く社会へ還元していく
出番だなと感じている次第です。
この大会へ向けて、
事前準備、開催、後片付けと
奔走されたスタッフの皆様、
会の皆様、そして椎貝院長先生に
心より御礼申し上げます。
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