身延・久遠道場にて開催。
過日、腎臓病患者様への講演に
参加くださった方が
親子で千葉県より参加しました。
自然と信仰に包まれた最高の環境で
丸一日、食を断ち、体と心の浄化を目指す修行です。
初日に玄米菜食の昼食を頂いた後は、
水分補給のみで翌日のお昼まで食事抜きです。
合間には、ご廟所で一時間の唱題行、
ヨガ、夜の瞑想などを行いました。
お風呂は、乾燥させたヨモギを入れた薬湯に
入っていただき体に薬効を取り入れて頂きました。
夜9時就寝、翌朝4時半起床。
朝一番の飲み物は、
排泄を促し、消化を高めるコップ一杯の白湯。
総本山久遠寺の朝勤に参列後、
道場に戻り朝勤と瞑想。
簡単なヨガで体をほぐした後は、
皮膚を強め、老廃物排出に効果がある
オイルマッサージをして頂きました。
休憩後は、写経。
読経、瞑想、ヨガ、写経
これらの行為は異なれども
全て瞑想です。
なぜなら、一点に集中して内側に意識を向ける事。
すると、心が落ち着き、肉体感覚も安定します。
仏教の叡智が、ここで実現します。
お昼に玄米小豆粥を頂き、
無事終了となりましたた
初めてのお断食、身延山、お題目
だったお二人ですが、
真摯に取り組み、お断食もさほど
苦痛ではなかったようです。
むしろ、食事なしの夜は
時間をたっぷり取れたようで
いかに調理・食事・片付けに
時間を使っているかを再認識されたそうです。
また、娘さんは普段から下腹が冷えるそうですが
今回は、ポカポカしているとのこと。
それは瞑想や読経、ヨガの実践により
丹田が刺激され血流がよくなった証拠でしょう。
冬場でも下腹から声を出して読経すると
汗が吹き出てきます。
わずか丸一日の断食でしたが
この体験を多忙な日常で
少しでも生かして頂ければ幸いです。
今後も希望者がいれば、随時開催していきます。
コメントをお書きください