半断食修養会

鴨川市・釈迦寺さんにて

一泊二日の体験です。

仏教の養生法を一般の方に向けて

提供指導されている「生きたお寺」です。

私自身も多くの学びと気づきを頂いております。

 

初日のお昼に、

寝かせ玄米とマクロビを基本とした

菜食料理を頂きます。

アーユルベーダの指導者でもある

住職婦人の尼僧さんが作って下さり

毎回、このお昼も楽しみの一つです。

 

休憩後、住職の講義と瞑想指導、

簡単なヨガを実践して、

お風呂をいただき、夜の瞑想で一日が終わります。

 

痩せ型の私は、夜にはお腹がグーグー鳴ってしまうのですが

夕飯もなくテレビもネットもない、

静かな部屋で夜のひと時を過ごすというのは

ある意味で贅沢な時間です。

鴨川の海風を網戸ごしに感じながら

静かに読書をして、心身を整え、早めに寝床へ入ります。

 

胃の中が空っぽなので、消化のエネルギーを使う必要もなく

ぐっすりと落ち着いて眠ることができます。

目覚めもさわやかです。

口の中が臭いとか、体臭がいつもより分かるのは

体の意識が敏感になっているためでしょう。

これも自分の内側を観る貴重な体験です。

 

翌朝は6時から勤行、その後ヨガと瞑想に移ります。

そして、お昼に24時間ぶりの食事を頂き、終了となります。

 

月に一回、心身のリセットに断食はおススメです。

その人の体質によって内容も変わるので、

できれば指導者に従って断食をした方が安全です。

 

仏教は、健康を超えた養生の智慧を授けてくれるもの、

お寺は養生を実践する道場、

養生法は私自身のライフワークでもあります。