茨城県出身・生天目ご上人様20回忌

昨日7月3日は、
日本山妙法寺・生天目お上人様の
祥月命日でした。


19年前、ルンビニで御仏舍利塔
建立中に殉教されたお坊様です。
茨城県岩間のご実家にお墓があります。

 

ご信者さんによって

編纂された追悼集にある、

生前のお手紙をご紹介させて

いただきます。


『釈尊が説き

世界中のあらゆる神々が

教え示された、滅びることのない道を

生きていきます。


それは一人の百姓の中にもあるし、
鳥たちの歌の中にもあるし、
石や土の中にもあります。

 

お寺や僧の中にばかりあるとは
限らないのです。

 

信仰が大切なのです。

 

簡単に言えば

正しく生きることです。

 

大工が鉋の歯を研ぎ、
百姓が草を取る、
この様な何でもない

日常の生活の心遣いの中に

信仰の素晴らしさが
あるのです。』

 

 

『やさしく、決して裏切らないという、
いつでもやさしく見守っていてくれる
大きな愛・・・・・

こういう旅を続けて
心は限りなく

解脱へと向かってゆくのだと思う。』

 

 

追悼集に寄せた御友人の
文章をご紹介させていただきます。


『四十九日に

あなたの死を認めざるを

えなかったとはいえ、
これほど辛い死はかってなく、
まだ涙も乾きませんが、
多くの人々に愛され、愛を与え、
釈迦生誕地で逝ってしまった
あなたは幸福なひとです。

 

そしてまたわたしも、
何年も逢わなくとも
便りがなくても安心していられる、
そのような絶対的な信頼のある人に、
生涯において出逢えたということは、
幸福なことでした。

 

あなたが以前言っていたように
「必要なときに、
 必要な出逢いがある。」
としたら、あなたとの出逢いは
そのようなものだったのでしょう。

 

七月下旬、体に熱を感じました。
あなたが空から

見ていてくれるのが分かったから。
その時わずかですが、
心が癒されたように感じました。

 

今、私は多くのことを学んでいます。
あなたの存在について、
死について、
誠実であるということについて。

あなたの魂は天上から、
あらゆる人、生命、
見えないものを
まあるく包み込み、
私はいつか、
深く暗い森の霊気の
ひとひらとなって
死んでゆこうと思う。

 

夏に生まれ、夏に得度し、
夏に逝ってしまった人へ。
合掌三拝』