山梨での法話会に
毎月参加される御夫妻と
一緒に七面山を日帰り登詣してきました。
奥様に誘われて、ご主人は初七面山。
午前9時半、女人登詣の祖・お万の方の
滝場に参拝し、登り始めます。
50丁、2000m弱の山道を
団扇太鼓を叩き、お題目を唱えながら
登るのが、私のスタイル。
お題目の言霊と太鼓の波動が
御山を浄め、道中のご加護となります。
お天気にも恵まれ、
山頂では見事な富士山を拝み、
本院と奥の院で御開帳をして頂きました。
改修が終わったばかりの本堂内陣、
200年前の極彩色豊かな荘厳の復元下で
七面大明神の尊顔に手を合わせます。
線香の深い香りと、読経の声に
心が静かになる時間です。
夕方5時に下山を始め、
街灯もない真っ暗な山道を
てくてく下ってきて、
無事登り口に到着した時間が
午後8時。
不思議にも、この日の満月の
ジャストタイムでした。
三人とも膝のガクガクを
さすりつつ、
神仏のご加護に
感謝と感動を覚えた
夏至前日の参拝でした。
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