JR韮崎駅の近く、小高い丘の上に
見目麗しい18mの観音様。
昭和30年代に平和と地域の安寧を願う
市民有志が寄付を募り建立した尊像だそうです。
韮崎市街を一望し、観音様の視線の先には
雄大な富士山を望み、背後には八ヶ岳が聳える
素晴らしい場所です。
優しい微笑みを浮かべた観音様の前で
観音経とお題目様をお唱えしました。
白亜の御姿が夕陽に映えて
神々しく、感動しました。
場の雰囲気も単なる観光スポットと
いうような俗っぽさが無く、
澄んだ厳かさを感じました。
それは、市民の方々が平和を祈って
この観音様を祀り上げ、祈りを
捧げてきた信仰の証なのでしょう。
韮崎市出身の
ノーベル賞受賞者・大村博士は
大きな人間をつくる条件として
「神仏に対する畏れが必要だ」と仰っています。
地域住民の神仏に対する見識の高さと
その恩恵によって地域の安寧が
保たれ、街の発展にも繋がっている
現実を深く実感しました。
コメントをお書きください