命の使いどころ

飛び回っているのが大好きという私。

(落ち着きがないともいえる)

ご縁のあるお寺さんの法要に

連日連夜参詣とお手伝いをして参りました。

各お寺のご住職は、みな私の恩師です。

私の適正から、坊さんとしての資質の長短まで

よく見抜いておられる恩師方です。

年齢と経験を重ね、

自立した大人になっていくほど

叱咤激励してくださる恩師という存在は

ありがたいなあ、とつくづく感じます。

我が思い上がりや了見、良かれと思っている

自分の価値観に冷静な助言をしてくださいます。

もちろん、それは「愛情」に裏打ちされた

アドバイスと導きであります。

最近、色々なことがあって

人の優しさというのが心底、

身に染みています。

人間はとことん、

悲しみや寂しさを味わうと

どんな人に対しても無条件に

優しく接しられるし、

愛を与えたいと思うものだと

学んでいます。

今回の各ご住職方は、

その悲しみ・寂しさを

越してきたからこそ

多くの方々の心の灯になって

活躍されておられます。

最近、私はよく考えます。

頂いた我が命をどう使うか。

親から頂いた命、

もっというと神仏・大いなる存在から

与えられた命と時間。

この世の役目というより、

「命の使いどころ」と捉えた方が

今世での生き方が

ぐっと輝く気がします。

皆さんは、我が命の使いどころを

見つけておられるでしょうか？

私も一つ一つのご縁を大切に

網目のように繋げていって

より輝く命の使いどころを

見つけ出していきます。