今回の水害で亡くなられた方々のご冥福と
被災された方々の早期復旧、そして救援に
当たられている全ての方へお祈り申し上げます。
今すぐに駆けつけられないのですが
後日、復旧のお手伝いに伺えればと思っております。
11,12日と国会前へ御祈念に
行って参りました。
午前中は安保法案廃案祈念を中心として
辺野古移設問題や原発再稼働問題などを
祈念している御上人方に混じり、
午後は少数の御上人方と共に
座り込んで御祈念をして参りました。
東京のお寺に宿泊していたのですが
12日の朝勤行中に、震度5弱の大きな揺れ。
珍しく東京湾が震源地ということで、
これをただの自然現象とみてよいのでしょうか?
奇しくもこの9月12日は、
700年前、日蓮聖人様が
国家権力に不当逮捕され
深夜、死刑台にて斬首されそうになった日です。
12日の国会前には約2万人の民衆が集まり
法案廃案と恒久平和を訴えておりました。
私はお題目様を唱えながら
泣けて泣けて仕方がありませんでした。
悔しさと怒りで胸が
いっぱいになりました。
正直、こんな気持ちになったのは初めてです。
こんなにも民衆が嫌がっているのに
なぜ国は強引に推し進めるのか。
安保だけではない、
福島原発で多くの方が健康と生活を奪われ
自殺までした人がいるのに、
そしていまだ仮設で不自由な暮らしを
強いられている東北の方々がいるのに
なぜ再稼働するのか。
オリンピックやる金があって
なぜ震災復興が遅々として進まないのか。
震災で身内を亡くされた方々の
番組が脳裏によみがえってきて
泣けてしょうがありませんでした。
沖縄にどこまで負担を強いるのか。
以前、基地問題の討論番組で
沖縄県人の若い女性が毅然とした
態度で申しておりました。
「あなたたち、本土の人間を守る為に
私たちの沖縄がなぜ犠牲にならなくちゃならないの?
本土に基地を移しなさい、
人ごとじゃないんですよ、あなたたちの問題でしょう」
私は反対!と叫ぶのでなく
ひたすら祈ります。
祈りは必ず通じると信じています。
国会前まで行けない人、
思っていながら声に出せない人もいると思います。
どうか、心を合わせて祈ってくださいますよう。
沢山の方々の祈りエネルギーは
大きな力を及ぼすはずです。
この天災が意味することに
心を合わせて祈ってくださいますよう。
切にお願い申し上げます。合掌
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いちご (土曜日, 10 10月 2015 23:36)
お上人さま、私もおなじ気持でした。同じことを思っていました。わたし、間違っていなかったんだ、とおもいました。なんとかどうにかならないのか?ひとりひとりの祈りが集まって、そしてあきらめることなく祈りましょう!私も小さな存在ですが、祈ります。追伸:東京へいらしていたのですね、お会いしたかったです。またお会いできることを願っています。
庵主 (日曜日, 11 10月 2015 07:00)
いちごさん、
共感して下さり有難うございます。
私も己の無力さに挫けそうな
気持ちになることがあります。
けれど、皆さんの祈りが
大きな励みになり、再び精進できます。
そう、あきらめないで祈り行動して
参りましょう。
いちごさんはペンネームだと
思いますので、出来ましたら
『お問い合わせ』欄から
メールでお名前をお知らせ下さいませんか?
どなたか分かると嬉しいです。