前日まで国会前に行くことを躊躇っていた。
東京の人間100人の内、
1人が参加すれば、10万人になるのだし
わざわざ地方から時間とお金をかけて
出向かなくても、と思っていた。
けれど、行って良かった。
数を誇るものではないけれど
今回の法案をめぐる集会の中では
最大の規模と人数だったそうだ。
この民意は無視できるものではないだろう。
私は右でも左でもない。
仏弟子として、当たり前の事を
行ってきただけだ。
「安倍、辞めろ!」「戦争法案、反対!」
というシュプレヒコールや
声高な演説はしたくない。
それは、仏弟子のするべきことではないと思う。
だから、同じ考えをもつ日本山のお上人様二名と
数人のご信者さんに交じり二時間、路上に座り込み
ひたすらお題目様を唱え続けた。
目の前の国会議事堂に向かって
ご祈念した事は2つ。
一つは、一刻も早く目覚めてくださいという願い。
これだけの民意に反し、違憲とされる
問題だらけの安保法案廃止に
国の運営者は目覚めよということ。
もう一つは、戦没者の萬霊、ここに降臨せよという供養。
日清日露に始まり、太平洋戦争にいたるまで
日本が他国と殺し殺される悲惨な戦争を繰り返し、
結局、誰が本当に幸せになったんですか?という問いかけ。
だから、無念の想いで死んでいった
日本・外国全ての戦没者英霊よ、
この場に降臨して、この法案の正否に力をお貸し下さい。
この2点に集中して、雨の中ご祈念させて頂いた。
被災地の復興が進まない中での
東京五輪、競技場の莫大な建設費と
お粗末すぎるエンブレム白紙問題。
火山の動きがある中での川内原発再稼動。
そして、安保法制。
混沌としている中で、
日本が大きな分岐点を迎えているのは間違いない。
混乱の中で決めたことは
たいがい失敗するって
普遍の法則なんだけど・・・。
コメントをお書きください
美光 (木曜日, 03 9月 2015 01:26)
私は難しいことがわかりませんが…
ただただ毎日、読経の前に祈りを捧げています。
間違った方向へ進んでいるようにしか思えません。(個人的意見)
「なぜ?」という疑問ばかりが湧いてきます
庵主 (木曜日, 03 9月 2015 14:06)
美光さん、
毎日の祈り、有難うございます。
私も、なぜ?の気持ちが
祈りの原動力になっています。
照代 (月曜日, 14 9月 2015 07:10)
おはようございます
お久しぶりです
知り合いが参加していたのですが 今までにない規模ですごかった。
高校生が「民衆の歌」を歌っていたのが感動的だったと言われてました。
自然災害の一日も早い復興が求められる中 今本当にやるべき事は何なのか
民意がきちんと届く事をお祈りします
庵主 (月曜日, 14 9月 2015 14:32)
照さん、お久しぶりです!
お元気ですか?
ご覧頂いてるとは、知りませんでした。(^o^)
本当にそうですね
やるべき順序があると思います。
祈って下さり、有難うございます。