当たり前とは奇跡の連続

今日は、遠方より身延の道場へ

お客様がお来しになる予定でした。

ところが、大雨の影響で道路も線路も

通行止めになり、いったん山梨県まで

入ったものの、東京へ引き返すことになり

再会は叶いませんでした。


高速バスに乗っておられ

通行止めで立ち往生した付近には

氾濫する濁流があったそうですから

さぞ難儀な思いをされた事と想像されます。


「当たり前にお会い出来ると思っていたが

 お会い出来るのって本当は「奇跡」なんじゃないかな」

と、その方が述懐されておりましたが

私も同じ思いで、今日は楽しく昼食を共にして

お茶のみ話に花が咲くものとばかり思っていました。


けれど、人の世はこんな事の連続なのかもしれません。

「一期一会」と諭すのも、そんな無常を教えて

くれているのかもしれません。


立ち往生の車内では、

運転手さんが冷静かつ親切に

対処してくださったり、

乗客のご婦人が持ち合わせていた

煎餅を乗客に配って場を和ませてくれたりしたそうで

緊急事態時の周りの方との関わり方や

振る舞い方も見せられたと教えて下さいました。


当たり前に生きて、当たり前に死んでいく・・・

のではない、常に目の覚めた生き方をしていかないとなあ、

と教えられた一日でした。




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コメント: 2
  • #1

    美光 (金曜日, 17 7月 2015)

    この度は再会叶わず大変残念でした。
    そして、法拳さんには大切なお時間を一日中振り回す形になり申し訳ございませんでした。

    目の前に起こる現実を、しっかり受け入れると、その意味が自ずと見えてくるものですね。(受け入れられずにいた時間は、パニックでしたから…)
    再会は叶いませんでしたが、体験での学びとなりました。
    また必ず、蓮伽さんと伺わせてください!

    ありがとうございました  合掌

  • #2

    法拳 (土曜日, 18 7月 2015 10:36)

    美光さん、蓮伽さん、
    私も学びの1日となりました。
    それだけに、次の再会が
    とても楽しみです。
    近いうちに是非お越し下さい。