震災行脚の法話

身延町・感応寺様の千部会法要に

出仕させて頂き、法要後に

お話をさせていただきました。


昨年の法話「マミちゃんからのメッセージ」

(内容は、「日々のできごと」の一番最初にあります)

に多くの反響をいただき、今年も震災行脚で経験した事を

お伝えしました。


大船渡市の海岸で男性のご遺体が浮いていた事、

福島でお世話になった浄土宗のお坊さんとの再会の事など、

手短にお伝えさせていただきました。


ご遺体の話は、ご本人に失礼かと、

しばしば話すのを躊躇するのですが、

その場に居合わせた者の責任として

きれいごとではない現実をお伝えさせて頂いております。


本年2月現在、15890名の方々が亡くなられ

2590名の方々がいまだ行方不明です。

この一年で身元が判明した方も、40数名のみです。


四回忌を迎える11日から三日間、仙台の友人僧侶と

茨城・福島・宮城の海岸沿いを供養して廻って参ります。