新年祝禱会

今回の人質事件には、私だけでなく

多くの国民が心を痛めていると思います。


「国民」とは、日本人だけという意味でなく

イスラム周辺国も、国際社会の国々も。


「心を痛めている」のは、

賛否両論の声が飛び交うという意味で。


異国の地で直面する様々なアクシデントは

祖国での何倍ものダメージとエネルギーが費やされます。

それによって、本人も傷つき、周りにも

多大な負担をかけてしまうというのも事実です。

 

このダメージは、体験した者でないと分からない。

私は、ほんのちょっぴりだけど

それが体験として分かる。


何ごとでもそうだけれど

様々な因果と、カルマが絡まりあって

事が起こります。

これは真理、お釈迦様の教えでもあります。


あなたの事は、私の事、

でもあるのだから

関係ない!ことではないのです。


殺すのも、殺されるのも

幸せな選択ではない。

お釈迦様や日蓮大聖人様なら

どうされるだろうか?


事態解決に、ただ祈ります。



今日は妙法庵の新年祝禱会でした。

恒例の祈祷加持と福引を行い

一年の清いスタートをしました。

帰り際、参加者の方が被災地の方々へ

寄贈する物品の話をされながら

「気持ちをいつも向けていることが大切」

とおっしゃっていました。


「世界全体が幸福にならないうちは

 個人の幸福はありえない」


宮沢賢治さんの言葉がリアルに

響く今日です。