インド思想を伝える日本ヴェーダンタ協会
詳しくはHPをご覧下さい(名前で検索すると出ます)
時折、お参りさせて頂いております。
神聖なお寺の雰囲気と、
マハラジ(お寺の住職さん)の気さくで優しいお人柄に
癒されます。
新年のご挨拶もかねて、お参りに伺いました。
このお寺は、お坊さんも信者さんも
「本気」です。
真剣に純粋に道を求め、信仰し、教えを学び、
無私の奉仕で運営を手伝います。
私はこれまで、様々な宗教団体や宗教指導者・信者さんと
接し、会話し、礼拝に参加し、垣間見てきましたが
日本に数ある宗教団体の中でも、
洗練された純粋性と霊性の高さは
稀有の存在だと思います。
インドに本部がある
ラーマクリシュナ・ミッションは
インド最大の僧団といわれ
その日本支部がこの団体です。
ヴィベーカナンダは100年ほど前に
日本に来日したことも宗教指導者であり、
岡倉天心とも交流があったことは有名です。
40代の若さで早逝されましたが
力強い彼のメッセージは、今尚
霊性の求道者たちに勇気と愛を与え続けております。
上記、右側のお方がマハラジですが
来日21年、それまではインド僧団の大学長をお勤め
されておられました。
その名誉・地位・安定保障を捨てて
知人も言葉も生活の保障も全く無い日本に
単身、布教に来られたそうです。
インドでは大勢の僧侶と共同生活を営み
学長として指導に当たってこられた方が
21年前、たった一人で異国に赴き孤独と
闘いながら過ごした期間は、想像を超えます。
インドに帰るか、日本にとどまるか、
二者択一の選択を迫られたそうです。
東日本大震災の時も、放射能汚染などで
インド本部から帰国せよと連絡があったそうです。
けれど、マハラジは日本にとどまられた。
それが、今日の日本ヴェーダンタ協会です。
以下、ヴィヴェーカナンダの言葉を紹介いたします。
「立ち上がれ、目覚めよ!
ゴールに達するまで立ち止まるな」
「失敗を気にするな。それは自然なことだ。
失敗、それは人生の美だ。失敗のない人生など
ありえない。もがき苦しむことがなければ
人生に意味はない。
失敗や小さな後退を気にするな。
千回でも理想を掲げよ。そしてもし千回失敗したら
さらにもう一度チャレンジせよ」
「弱さの治療薬とは、弱さについて考えることではなく
強さについて考えることだ。
人には強さについて教えよ。それは既に我々の中に
あるのだ。」
「成功するためには、非常な忍耐力と強大な意志を
持たなければならない。
私は大海を飲み干す、私の意志をもってすれば、
山も粉々に崩れ去る、と不屈の魂は言う。
そのような強い意志を持ち、懸命に働くのだ。
そうすれば、目標に到達するだろう。」
「人間社会から宗教を取り去ったら
何が残るか。ケモノたちの森だけである。
感覚の幸福は人間の目標ではない。
智慧(真理を悟る眼)が、すべての生命の目標である」
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