ヒマラヤ巡礼記 その2

巡礼に行くと毎回、一度は下痢に見舞われて

インドに来たー!という実感があります(笑)

 

浄化でもあるので、

出るものは出し切るのですが

結構長引いたので、

チベット仏教の宿坊に併設されている

チベット医学の診療所で

診ていただきました。

 

診察するのはお坊さんであり

医者でもある、親切な僧医。

お寺の中に病院があって

いつでも安価に診察が

受けられるというのは

大きな安心です。

 

昔は日本でも

お寺が医療の役目を担っていた時期が

あったそうですが、

生老病死をトータルに

お寺という聖域でケアできるというのは

理想だなと思いました。

 

症状を伝えた後

脈をとって診断します。

その後、簡単なアドバイスと

鹿の糞みたいな丸薬を頂きました。

自然の薬草から作った

苦い丸薬を噛み砕いて飲みます。

 

これが見事に効き、翌日には

治まりました。

自然の薬草ですから

ケミカルな心配もなく

安心して服用できます。

 

そういえば以前の巡礼のとき、

インドでの下痢はインドで買った抗生剤で

止まりましたが、ネパールで下痢をした時に

インドの抗生剤を飲んでも全く効かず

ネパールで買った抗生剤で止まった経験があります。

あれは、どういう理由なのでしょうか?

 

お寺では、塩とバターが入ったお茶を

よくいただきました。

標高が高い地域のため、乾燥と高山病予防のために

飲むのだそうです。

 

今回、高山病にならなかったのは幸いでした。

到着当初は、酸素不足で多少の痺れと

頭がぼんやりしていましたが

慣れてくると、軽い走りでも息切れは

しませんでした。

 

普段から腹式でお経を唱えて

呼吸を鍛えているお陰だと思います。

 

それにしても、夜空の星が

きれいだったこと。

プラネタリウムで見るような

細かい星が満天に広がっており

星と会話ができるような雰囲気でした。

 

このような聖地で、連綿と祈りが捧げられている

という事実が、ひとつの奇跡だと感じました。