妙法庵は兼業農家です。
田植えの準備に忙しい時期となりました。
身延の久遠道場から300キロを駆け抜けて
茨城の妙法庵へ戻り
稲の苗床つくりを手伝いました。
米の字は、分解すると八十八、
それだけの手間がかかるという事です。
来週、この苗床に種モミをまき、
育った苗を田んぼに植えつけるのは
五月中頃になります。
「福田」(ふくでん)という
仏様の教えがあります。
田に苗を植えれば、
豊かな米の実りを得られるように、
他者のために尽くす「菩薩行」(ぼさつぎょう)ことが
幸福の元だよ、という教えです。
これを昔から日本では、
情けは人の為ならず、
巡りめぐって我がもとに。
と言い習わして参りました。
心したいものです。
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